抄録
本稿では、プロジェクト型のインターンシップとサークル活動からの経験を比較し、その特徴を明らかにすることにより、大学生に対してコーディネートする側がアドバイスする上で参考になる情報を整理することを目的とした。そのために札幌圏内に住む活動的な大学生に対してインタビューを実施、これまでの経験について詳しく聞き取り調査を行った。その結果を分析し考察した。調査の結果、インターンシップは仕事の業務的なスキルの習得や企業文化等の経験になっているのに対し、サークル活動は組織をまとめることを通じたコミュニケーション能力やリーダーシップについての育成に適しているという結果になった。これらの詳細を綴っていく。