北海道大学大学院農学研究院 微生物生理学研究室
2010 年 21 巻 2 号 p. 87-94
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胆汁酸ストレスはプロバイオティクスとして投与された乳酸菌やビフィズス菌が体験する最も強力な消化管内ストレスであると言っても過言ではない。近年の機能ゲノム学的な解析により、これらの細菌の胆汁酸ストレス応答の全体像は、一段と明確になりつつある。本稿ではこれらの知見を概観し、それらの中でも特に重要となる細胞膜に対する胆汁酸の作用と細菌側の応答を中心に解説した。
乳酸菌研究集談会誌
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