日本陸水学会 講演要旨集
日本陸水学会第69回大会 新潟大会
セッションID: 3D25
会議情報

オオミジンコの環境応答性転写因子の解析
*時下 進一時下 祥子政所 由美子高橋 勇二山形 秀夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
オオミジンコは溶存酸素量の低下に伴い血リンパ中のヘモグロビン量を増加させる。この発現制御は 哺乳類の低酸素誘導因子(HIF-1)のホモログであるARNT と HIF-1α により転写レベルで行われていることが示された。HIF-1による低酸素適応機構が生物に普遍的に存在すると考えられる。また抗 ARNT 抗体を用いた免疫染色の結果から、epipod が溶存酸素量の変化を感知している可能性が示唆された。ARNTおよびARNTとヘテロ二量体を形成するトラキアレスの胚における発現パターンから、 ARNT は低酸素応答以外にも様々なタンパク質と相互作用して環境応答に広く関与しているものと考えられる。
著者関連情報
© 2005 日本陸水学会
前の記事 次の記事
feedback
Top