東北大学 [日本]
2020 年 12 巻 p. 26-32
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本研究は,日中両国語における意味のずれがある日中同形語、いわゆる日中同形類義語の中国語における語義分布を調査した。調査対象は日本語での意味範囲より中国語での意味範囲の方が広い同形類義語に限り,コーパスを用いた語義の使用頻度に関する調査,及び質問紙調査を実施した。その結果,①コーパスにおいて出現件数の多い語義は,質問紙の産出課題においても同様の傾向がみられるケースが多く,②日中共有義と中国語独自義の出現件数に差があるケースが多かったということが分かった。
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