日本レーザー医学会誌
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特集「医用レーザーへ繋がるレーザー技術」
「医用レーザーへ繋がるレーザー技術」によせて
興 雄司
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2012 年 33 巻 2 号 p. 141

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抄録
現在の医療にはすでに様々なレーザーが利用されており,今後も光診断・治療技術に新たなレーザー技術が導入されていくことが考えられる.医用レーザーのユーザーとしてレーザー光が生体にどの様に作用するかは本学会誌でも盛んに発表,考察されているが,一方でレーザーの技術そのものについて焦点を当てた記事はあまり見られない.しかしながら,そうした技術の一端を本誌読者にお届けすることには新しいレーザー医療とのトランスレーショナルリサーチのバックグラウンドとして有用であると考える.そこで,本特集においては,医療と直接関係があるか否かに捕らわれずに,最新のレーザー技術について解説して頂くこととした.イントロダクトリーとしては,すでに医用レーザーとして確立しているレーザー群の波長とその応用法の対応マップと,トラディショナルなレーザー技術について解説した.自然科学研究機構分子科学研究所の平等先生からは「固体励起ジャイアントマイクロフォトニクス」について,京都大学化学研究所の時田先生からは「高出力赤外ファイバーレーザー」,大阪府立産業技術総合研究所の中本先生からは「レーザーによる生体材料加工」と,それぞれの話題で先端的なテクノロジーについて解説いただいた.また,大城クリニックの大城先生より,レーザー工学側から見ても先端的な光学技術が集積し非常に興味深い「フラクショナルレーザー技術および治療装置」について,各社製品の詳細について調査いただき分かりやすくまとめていただいた.レーザー診断治療装置を使用するに当たり,使用しているレーザーの特徴を把握すること,使用しているレーザー機器の光学的特徴・機械的特徴を理解しておくことは重要であり,その本特集がその一助となれば幸いである.また,本特集を通じて次世代のレーザー技術について知見を深めていただきたい.
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© 2012 特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
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