日本レーザー医学会誌
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総説
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術における静脈焼灼のメカニズムと治療機器の最近の動向
広川 雅之
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2019 年 40 巻 2 号 p. 159-166

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抄録

下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術(endovenous laser ablation: EVLA)における焼灼メカニズムは,ファイバー先端の高温の炭化した血液による焼灼とレーザーが光ファイバーから静脈壁へ直接照射されることによる焼灼であり,実臨床では両者のメカニズムが混在している.現在,波長1,470 nmレーザーと全周照射型ファイバーが主流となり,最近の動向は全周照射型ファイバーの細径化と新しいファイバー牽引装置の開発である.

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