昭和医学会雑誌
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臨床的に眼症状を欠いた原発性橋・中脳出血の1例
川畑 博, 岡安 裕之, 若山 吉弘
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1987 年 47 巻 3 号 p. 443-446

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抄録
47歳男性で突然の右不全片麻痺と構音障害を主訴に当科へ入院し, CTにて左側橋被蓋部から中脳腹側にかけての出血を認めたにもかかわらず, 臨床的に同部の脳神経症状, 特に眼症状を示さなかった症例を経験し報告した.CT出現以後, 本症例の如く良好な経過と予後を示す脳幹出血例が多く経験される様になり従来の概念が考え直されている.予後良好な原因としては, 脳幹構造物を破壊しない血腫の浸潤の可能性が示唆される.
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