抄録
18例のHodgkin病におけるAdenosine-Triphosphatase (ATPase) およびAlpha-Naphthyl-Acetate-Esterase (ANAE) 活性をリンパ節スタンフ.標本を用いて検索した.以前に報告したBcelltypeのChronic lymphocytic leukemia (CLL) と異りATPaseとANAE活性とは逆相関を示さず, 症例により両染色の活性はまちまちであった.検索対象となった症例のほとんどがMixed Cellularityであり小リンパ球, Hodgkin細胞およびReed-Sternberg細胞ともいずれも症例の違いに伴い活性の強弱が認められた.最近のいちじるしい免疫学の進歩にかかわらずHodgkin病は依然として細胞起源の不明な悪性リンパ腫といえる.