昭和医学会雑誌
Online ISSN : 2185-0976
Print ISSN : 0037-4342
ISSN-L : 0037-4342
Hodgkin病におけるAdenosine-Triphosphatase (ATPase) とAlpha-Naphthyl-Acetate-Esterase (ANAE) の活性について
杉山 喜彦光谷 俊幸塩川 章九島 巳樹斉藤 司大塚 敏彦広本 浄子鈴木 孝
著者情報
ジャーナル フリー

1987 年 47 巻 5 号 p. 689-692

詳細
抄録
18例のHodgkin病におけるAdenosine-Triphosphatase (ATPase) およびAlpha-Naphthyl-Acetate-Esterase (ANAE) 活性をリンパ節スタンフ.標本を用いて検索した.以前に報告したBcelltypeのChronic lymphocytic leukemia (CLL) と異りATPaseとANAE活性とは逆相関を示さず, 症例により両染色の活性はまちまちであった.検索対象となった症例のほとんどがMixed Cellularityであり小リンパ球, Hodgkin細胞およびReed-Sternberg細胞ともいずれも症例の違いに伴い活性の強弱が認められた.最近のいちじるしい免疫学の進歩にかかわらずHodgkin病は依然として細胞起源の不明な悪性リンパ腫といえる.
著者関連情報
© 昭和医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top