昭和医学会雑誌
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副腎皮質ステロイド薬減量中に血管炎症状が再燃し死亡したChurg-Strauss症候群の1例
桂 隆志, 片岡 喜直, 井上 紳, 田中 一正, 吉田 文英, 田崎 俊之, 桂 まゆみ, 足立 満
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2003 年 63 巻 5 号 p. 497-500

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抄録
症例は71歳の男性である.気管支喘息の病歴, 好酸球増加, 血管炎症状を認めたことからChurg-Strauss症候群と診断し副腎皮質ステロイドの投与を開始した.初期治療の段階ではステロイド薬に良好な反応を示していた.寛解に至った後に, 慎重にステロイド薬の減量を行っていたにも拘わらず, 血管炎症状が再燃し急性増悪の結果, 不幸な転帰をとった.Churg-Strauss症候群の患者におけるステロイド減量に際しては, 常に血管炎再燃の可能性を念頭に置き, 急性増悪に対応するためステロイドパルス療法などの早期導入も考慮しておくことが必要と思われる.
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