2018 年 Annual56 巻 Abstract 号 p. S32-2
論文は研究成果を研究者コミュニティに発信するための重要な手段である。論文の信頼性や可読性を高めるために、第三者による審査が行われる。いわゆる査読である。査読で掲載に値する(アクセプト)と判断されるためには、研究の結果に加えて、読みやすさや客観性などのいくつかのポイントがある。このポイントを押さえるか否かで、執筆からアクセプトまでにかかる時間が大きく異なる。また、投稿に際しては、守らなければならないルールがいくつかある。このルールが守られていない場合、掲載不可(リジェクト)と判断されることになる。本教育講演では、若手研究者を対象として論文執筆のポイントと投稿のルールについて解説する。