抄録
筆者らは,全ての自治体で適正なごみ質調査が実施されることを目的として,調査手法や調査担当者の研修方法などの一連の検討を進めている。その中で,本稿では,特に分類項目に着目し,実際のごみ排出現場での実験的調査を行い,分類項目の設定の考え方による調査の信頼性・妥当性への影響について検討した。
ごみ質調査の精度は,分類項目の設定とサンプリング量や採取する袋の選び方などのサンプリング条件によって影響を受ける。
検討対象として資源化可能な4品目を選定し,家庭から排出されたごみ袋を1袋ずつ分析して出現量を把握し,その結果の出現の傾向やバラツキを観察した。