廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第22回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: P1-C3-8
会議情報

C3  焼却残渣・溶融スラグ
溶融スラグの環境安全性に関する実験的研究
*田島 孝敏甚野 智子
著者情報
キーワード: 溶融スラグ, , 溶出
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
焼却灰を原料とした溶融スラグが道路路盤材やコンクリート骨材に有効利用されている。焼却灰は鉛などの重金属を微量に含んでおり、スラグから溶出する場合がある。そこで、スラグの環境安全性を確保することを目的として、原料と溶融条件を変えたスラグを作製し、その性質と溶出特性を調べた。その結果、原料成分と冷却速度がスラグの結晶化に及ぼす影響が大きいこと、鉛は酸性・アルカリ性で溶出しやすく、pHに依存することが判明した。
著者関連情報
© 2011 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
前の記事 次の記事
feedback
Top