廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第22回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: P2-A1-8
会議情報

A1  ごみ発生・排出抑制
東京大学における廃棄物分別収集の効果と再資源化の検証
*横山 道子山本 和夫新井 充渡邉 壽夫佐藤 貴文小長谷 忠春遠藤 住子山田 和枝柴田 陽子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
東京大学では15年前から「発生源で徹底した分別をおこない、ごみ排出量の減量化と再資源化」を目指してきました。構成員一人ひとりがライフスタイルを変え、これまで「ごみ」として処分していた不用なものを分けることにより再資源化(Recycle)するシステムにのせています。大学から排出される生活系廃棄物の総リサイクル率は、再分別なしで全排出量のおよそ60%になり、排出者自身がごみと資源を分別してから排出するシステムは「ごみ減量」に有効であることが明確になりました。又、さらにごみ減量を進めるために、かねてより課題であった構内で大量に発生する落ち葉の資源化に着手。社会連携の実績を生かし、大学の構成員と市民パワーが一体化した活動により落ち葉の堆肥化を実現しました。さらに出来た腐葉土を 使用する人達とつながり、落ち葉の循環サイクルを構築する取り組みを報告しています。
著者関連情報
© 2011 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
前の記事 次の記事
feedback
Top