廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第23回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A7-1
会議情報

A7 LCA・低炭素社会
近未来における容器包装の資源循環モデルの開発とシナリオ予測
*藤井 崇高木 重定田崎 智宏稲葉 陸太加用 千裕藤井 実大迫 政浩橋本 征二
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
容器包装資材の利用及びリサイクルに係わる要因を考慮できる容器包装を対象とした物質フローの資源循環モデルを開発し、近未来(2030年)の容器包装廃棄物の発生・処理・リサイクルのシナリオ予測を行った。この容器包装の資源循環モデルは、内容物である食品等とそれらの容器包装の需要変化からこれらの需要を満たすための素材利用を、バージン材製造、リサイクル材利用、輸出入等の影響を考慮したマテリアルバランスから推計するモデルであり、素材需要と合わせてCO2排出量の推計も組み入れている。容器包装モデルを用いた事例計算では、社会変化として対照的な2つの「社会シナリオ」を設定し、それぞれの素材需要および廃棄物・リサイクル状況の推計を行った。社会シナリオに加えて循環型社会のための対策を「対策シナリオ」として想定し、それらの対策効果を評価した。
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
前の記事 次の記事
feedback
Top