主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
容器包装リサイクル法その他プラスチックのケミカルリサイクルにおける前処理はフィルム状物が主成分のため、破砕品をペレット等に固形化する工程が必須となるなど工程が複雑でコストアップ要因になっていた。破砕品を固形化することなくリサイクル施設に連続で投入可能なシステムを開発するため、ロータリーチャネルポンプ(RCP)を活用してプロセス開発を行った。RCPと簡易押出機の組合せで破砕品を油化装置からの逆流なしで連続的に供給可能とする条件を見出した。小型油化装置がRCPの処理能力に見合ったため、油化装置と連結して評価を行い、良質な油を経済性をもって処理できることを確認した。