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第26回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: B5-6_Poster2

記事言語:

http://doi.org/10.14912/jsmcwm.26.0_247

B5 下水汚泥の資源化・堆肥化
主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
  • 抄録

本研究では、余剰汚泥の肥料化の過程で好気性微生物の代謝により発生するMVOCsの分析を行い、発酵処理過程におけるMVOCsの消長を把握した。合わせて、発酵処理物から微生物を単離し、個々の微生物が余剰汚泥を代謝する過程で産生または分解するMVOCsを把握した。
 発酵処理過程で検出されたMVOCsは、副資材として杉チップを用いても竹チップを用いた場合であっても大きな違いは認められなかった。一方、発酵処理物から単離した微生物は、嫌気性雰囲気下と好気性雰囲気下で産生または分解するMVOCsが異なる傾向を示した。嫌気性雰囲気下で産生されるMVOCs量は、実際の発酵処理過程で検出される濃度と同レベルであったが、好気性雰囲気下で産生されるMVOCs量は、より高い濃度レベルであった。また、単離された微生物種によっては、同じMVOC成分を嫌気性雰囲気下では分解する一方、好気性雰囲気下では産生した。

Copyright © 2015 一般社団法人 廃棄物資源循環学会

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