廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第28回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: C4-1-O
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C4 排ガス処理・有害物質の挙動
並行流焼却炉における低NOx燃焼技術
*池田 晃一長谷川 敬岩村 宗千代橋元 篤志
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抄録

並行流焼却炉において、更なる低NOx化を目標として、排ガス再循環(EGR)ガスの吹き込み位置を変えて燃焼試験を実施した。
吹き込み位置は、EGRガスを通常吹き込む側壁部以外に、天井部や並行流焼却炉の特徴である燃焼ガス反転部の近傍とした。
その結果、燃焼ガス反転部の近傍からEGRガスを吹き込んだ場合に、側壁部のみからEGRガスを吹き込む場合に比べて、NOの生成が促進される炉内の高温部分の温度が低くなることがわかった。
そこで、燃焼ガス反転部の近傍と、通常吹き込み位置である側壁部を併用してEGRガスを吹き込んでNO濃度を調べたところ、NO濃度が36.1ppmで安定して運転が出来ることが確認できた。

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© 2017 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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