廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第30回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: E1-2-O
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E1 最終処分場の構造・設計
地下水汚染に対する鉛直遮水壁と揚水井戸の効果的な設置位置の検討3
*柴田 健司日笠山 徹巳杉江 茂彦鈴木 和明
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抄録

汚染した地下水が、敷地内から周辺地盤に拡散するのを防止するために、敷地周辺に鉛直遮水壁を設置する対策がある。筆者らはこれまで、汚染地下水の敷地外流出を防止するために、効果的な鉛直遮水壁の設置位置や、不連続位置からの地下水の流出を防止するための補助工法として、揚水井戸を併用する対策を解析的に検討した結果、下流側に鉛直遮水壁を設置し、鉛直遮水壁の両端および中央に揚水井戸を設置することが有効であることを示した 。 

本報告は、敷地内の中央1箇所(10m×10m)に特定されていない汚染源があると仮定し、これまでに検討した揚水井戸の対策が妥当か、解析的に検証した結果を報告するものである。

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© 2019 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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