廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第30回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-4-O
会議情報

A1 ごみ発生・排出抑制
使い捨てカップ・食器等の使用削減のためのしくみづくりの新動向
*瀬口 亮子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

ファストフードやコーヒーショップ等で飲み物を購入する際に使用される使い捨てのカップや、イベント会場の飲食ブース等で使用される使い捨ての食器等は、いわゆる「使い捨て品」を象徴するアイテムである。ライフサイクルにおける資源使用量、温室効果ガス排出量等の環境負荷はリユースされるものに比べて極めて高く、特にプラスチック製のものについては、海洋プラスチックごみ問題の観点からも使用削減の必要性が指摘されている。これまで削減のための制度事例は少なかったが、近年注目すべき新たな動きが見られる。本研究はその先行事例として、ドイツ、韓国、フランス、EU、米国バークレー市の制度を取り上げ、現地でのヒアリング、視察、文献調査に基づき、内容を検証しながら、今後の制度づくりの方向性を考察する。

著者関連情報
© 2019 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
前の記事 次の記事
feedback
Top