廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第30回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-3-O
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A1 ごみ発生・排出抑制
家庭系不燃ごみ中のエアゾール缶類排出実態調査
*荒巻 裕二岡本 拓郎前田 茂行鈴木 慎也
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抄録

エアゾール缶類は、火災や爆発の危険性を有しており、自治体によっては分別対象品目としているが、福岡市では不燃ごみとして収集している。本市では、エアゾール缶類は穴をあけて廃棄することとしていたが、穴あけ時の火災事故を防止するため、平成27年12月から穴をあけず中身を使い切ってから廃棄するようにルールを変更した。しかし、穴をあけないことで中にガスが残ったままのエアゾール缶類が家庭から排出される可能性があり、収集車や処理施設での火災事故の一因になると考えられる。今回、不燃ごみ中のエアゾール缶類について、穴あき缶等の排出状態を調査したので、地区特性を踏まえ7年間の推移を報告する。

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© 2019 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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