情報通信技術の進歩が目まぐるしく、利便性の向上や課題解決に繋がる技術として期待されている中で、技術の活用により廃棄物管理の効率化や高速化・省力化等が昨今の課題となっている。本研究では、IoT導入による一般廃棄物の収集運搬効率化策を経済面および環境面から評価した。具体的には、京都府舞鶴市内のIoTセンサーを搭載したボックスを対象に、小型家電・ペットボトル・プラ容器包装類3品目の排出状況をモニタリングした。各ボックスの蓄積量が一定量となった時点で複数を同時に回収することにより、収集運搬を効率化する策についてコストとCO2排出量に与える影響を評価した。