廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第30回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: B1-3-O
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B1 廃棄物管理・計画(1)
自治体における環境啓発キャラクターがごみ減量への影響効果に関する研究
*張 雨家大窪 和明劉 庭秀
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抄録

環境啓発キャラクターは、市民に親近感を持たせ、環境意識を高める環境啓発活動の一環として使われており、現在、全国の都道府県と政令都市の半分以上が環境啓発キャラクターを導入している。大半のキャラクターが一般公募によって選ばれており、制作費、広告費が安いことや、ネットの普及により口コミで急速に広がることによって、安価な宣伝費用で大きなPR効果が期待されている。

本研究の目的は、各自治体の環境啓発キャラクターは導入義務がないにもかかわらず、半数以上の自治体が関連キャラクターを導入していることに注目し、キャラクター導入の廃棄物減量効果がどれだけあるのか、これからの廃棄物減量及びリサイクル政策にキャラクターはどのような役割と果たせるべきかについて分析・考察することである。そこで、20政令指定都市を対象にパネルデータを分析し、各都市の一部属性データとごみ排出量との関係、減量効果を明らかにした。

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© 2019 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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