廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第32回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-2-O
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A1 ごみ発生・排出抑制
海洋プラスチック・マイクロプラスチック問題の現状把握
*小林 恭輔佐藤 治
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抄録

近年、海洋プラスチック・マイクロプラスチック問題への関心が地球規模で高まっている。国際機関を中心に削減に向けた様々な規制が採択されはじめ、「減らす」、「回収する(リサイクル/リユース)」、「替える(代替品の利用)」、「創る(新素材の開発)」の4つの観点から対策が活発に検討されている。上記問題の解決には、原因と課題を網羅的に把握し、全体最適の観点から対策を講じることが重要であるが、上記4つの対策の全体像が十分に把握されておらず、部分最適な規制や施策に終始しているのが実情である。このような背景を踏まえ、本発表では、最新のデータを用いた海洋プラスチックの総量、原因別の流出量の推定値、および、本問題に対する国際機関、国、企業の規制や施策の現状について報告する。

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© 2021 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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