廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第34回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A1-8-P
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A1 ごみ発生抑制・性状分析
ごみ収集事業におけるコロナ感染防止対策の実施状況について
*山田 正人石垣 智基河井 紘輔多島 良
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抄録

一般廃棄物(ごみ)の収集事業は社会生活を支える重要なライフラインの一つである。特に新型コロナウイルス感染症のようなパンデミック時には、市中からの速やかなごみの排除という防疫の機能が発揮される。したがって感染が拡大し社会の活動が停滞する時期においても滞りなく事業を継続させる必要があり、円滑な収集作業の実施とバランスのとれた効果的な感染防止対策を導入する必要がある。ごみ収集事業を所轄する自治体にアンケート調査を行って、2020年から始まった新型コロナウイルス感染症流行時にごみ収集の一連の作業で取り入れた感染防止対策を調べた結果、飛沫感染が主な感染経路である特性に応じて、自治体によるごみ収集作業においても「密閉」、「密集」、「密接」いわゆる3密の回避と車内などの消毒が感染防止対策として取り入れられていた。

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© 2023 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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