特集論文
情報メディアへの接触と購買意思決定―新製品の態度形成とブランド・スイッチに着目して―
本研究では,新製品に関する情報メディアへの接触と購買意思決定の関係について明らかにした。具体的には,まず新製品に関して接触した情報メディアのパターンを消費者ごとに分類し,その消費者分類とブランド考慮・購買・ロイヤルティ形成という購買意思決定プロセスとの関係について,一元配置分散分析の適用によって明らかにした。次に,購買意思決定プロセスの態度形成に着目し,その消費者分類ごとに新製品試用時の態度形成と既存製品からのブランド・スイッチという経時的な変化の関係について,潜在成長曲線モデルの適用によって明らかにした。本研究では,ブランド考慮・購買経験・ロイヤルティの強化という点と,ブランド・スイッチに至るまでの良好な態度形成という点の2点においてクチコミの重要性を示すことができた。
ジャーナル
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2014 年
16 巻
2 号
p. 77-95
詳細
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発行日: 2014/03/20
受付日: -
J-STAGE公開日: 2015/03/20
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2016/09/26
訂正理由: -
訂正箇所: 記事内容が変更されました
訂正内容: -
訂正日: 2016/09/26
訂正理由: PDFの差し替え
訂正箇所: 本文(PDF)が変更されました
訂正内容: 冒頭に掲載情報(巻号、発行年)を記載しました。
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