抄録
近年, CGおよびVR技術の発達に伴って, 手術シミュレータに関する研究が活発化している。手術シミュレーション・システムにおいては, 人体を再現する幾何モデリングと, その変形を計算する物理モデリングが必要不可欠である。本論分ではまず, 仮想人体モデルを構築するために開発した三次元再構成システムについて述べる。次に物理モデリングに関して, ばね質点モデルによる変形計算と有限要素法による力計算を組み合わせた手法を紹介する。そして, この手法を用いてシミュレーションを行うことで, その有用性を立証する。