抄録
ローバの探査ミッションでは, 通信時間遅延やセンシング誤差, 自己位置の認識誤差などの影響により地球とローバの間では物体の位置などの環境情報に違いが生じる。この環境情報の違いを軽減するため, ローバがオペレータの作成した走行軌道を補正しながら移動するTele-driving Systemを提案している。本稿では, Tele-Driving Systemによってローバを遠隔操作するための仮想環境の構築に必要な画像の容量, 通信タイミング, 通信速度, 確保すべき通信帯域をシミュレータを用いて検証する。