実環境において自律ロボットに適応的な行動を実現させる場合, 高速性, 省スペース, 低消費電力という観点から, 適応的なデバイスを用いることが有効であると考えられる。そこでFPGAに, 学習器としてニューラルネットワークを実装することを考える。本研究では積算回路の増大を防ぐために, 結合係数を0,1の二値化することによって効率良くニューラルネットワークを実装する。そしてそのニューラルネットワークの結合係数を遺伝的アルゴリズムを用いて最適化し, ニューラルネットワークのハードウェア上での進化可能性を検証する。