ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
Online ISSN : 2424-3124
会議情報
1P1-B02 MRI 対応脳神経外科手術用微細マニピュレータに関する研究
宮田 暢彦豊則 詩帆小林 英津子佐久間 一郎辻 隆之稲田 紘土肥 健純伊関 洋堀 智勝高倉 公朋
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 40-

詳細
抄録
神経内視鏡手術は, 脳神経外科手術における低侵襲手術であるが, 作業領域や視野が狭いという問題点がある。そこで, 鉗子先端に自由度を持たせ, 視野拡大のためにMRI下で使用できる多機能微細鉗子マニピュレータの開発を行った。これは把持鉗子マニピュレータ, 立体内視鏡, 吸引管, 灌流管などの処理具を直径10mmの筒に内蔵したマスタスレーブマニピュレータであり, 先端の屈曲2自由度, 並進, 回転, 把持の5自由度を持つ。鋭角パイプを押すことによりステックスリップを起さない屈曲動作を実現させた。
著者関連情報
© 2002 一般社団法人 日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top