名古屋大
p. 52-
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
我々は, 汎用性の高いマイクロ化学デバイスである化学ICの開発を行っている。これまでに, リアクタチップ, 濃縮チップやポンプチップなどを開発している。本研究では, 新規にチップ内で合成した生成物を分離精製する化学ICチップを試作した。試作チップでは, 電気泳動を利用してタンパク質を分離したのち, 目的タンパク質のみを抽出する。実験では, 数分で分離することに成功した。この化学ICチップは, タンパクだけでなく化学・生化学の分離精製に幅広く応用できる基盤チップとなりえる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら