抄録
レゴマインドストームはメカトロニクスの効果的な体験学習教材として多くの教育現場で導入され, その教育効果の報告も多くなってきた。レゴマインドストームによるロボット製作を経験した次のステップとして, ここではRCX(マイクロコンピュータ)の部分をH8マイコンの組み立て, モータドライバの設計と配線, センサの多様化と個数の増加を考慮し, より自由度を上げた教材へと発展させた。これによって, レゴの機構部分の再組み立て可能な教材としての特徴を生かしつつ, 実際のロボットの組み立てに必要なマイコンのハード, センサの知識を拡大し, プログラムの高度化にも対処できるようなライントレースロボット教材を開発した。