日本重症心身障害学会誌
Online ISSN : 2433-7307
Print ISSN : 1343-1439
資料
重症心身障害児(者)の視覚の把握における視線入力意思伝達装置の有用性について
下川 和洋
著者情報
ジャーナル フリー

2014 年 39 巻 1 号 p. 131-136

詳細
抄録
視線入力意思伝達装置を用いて重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))の視線の動きなどを観察し、視覚の把握と装置の有用性について検討した。その結果、各自特徴的な視線の動きではあったが、対象者全員に装置画面上で視線の動きが観察できた。視線入力意思伝達装置は、重症児(者)の視覚を知る上で有用な手段になり得ることがわかった。
著者関連情報
© 2014 日本重症心身障害学会
前の記事 次の記事
feedback
Top