日本重症心身障害学会誌
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一般演題
P-1-F21 国立病院機構九州グループ主任保育士協議会の取り組み その2
−重症心身障害病棟に勤務する保育士の療育支援に関する比較調査−
鬼束 浩子古賀 聖子
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2014 年 39 巻 2 号 p. 305

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抄録
はじめに 九州グループ主任保育士協議会では、「一人ひとりに応じた個別性のある療育支援」を目標とし、保育士が個別支援計画に基づいた療育実践ができるよう、いくつかの取り組みを行っている。今回、九州グループ内の重症心身障害病棟に勤務する保育士を対象に療育支援についてアンケート調査を行った。2011年度と2013年度に同様の調査を行い、経時的な変化について検討したので報告する。 目的 重症心身障害病棟に勤務する保育士が回答した療育支援のアンケート結果から、今後より充実した療育支援に向けた取り組みの一助とする。 方法 1.対象者:九州グループ内重症心身障害病棟に勤務する保育士 のべ101名 2.調査時期:2011年8月(1回目)・2013年8月(2回目) 3.アンケート調査紙の配信・回収 4.調査結果を項目別にデータ化し比較・分析後、問題と課題の抽出 結果 アンケートは、1)個別支援計画通りに実施できたか 2)療育内容ついて 3)療育支援全般に関する悩みや意見等の質問を行い、回収率は2011年度79%、2013年度96%だった。1)では「(おおむね)計画通りにできている」が1回目55%、2回目45%、2)は「工夫・充実できている」が1回目43%、2回目26%だった。3)は自由記述で、「療育活動について他施設と情報交換がしたい」が1・2回目共に多くあった。また、2回目では「他職種連携」についての悩みが多かった。 考察・まとめ 各質問とも1回目より2回目に低い値になった背景として、個別性のある療育支援に対する意識や病棟建て替えに伴う療育環境の変化等が要因として考えられる。今後は、療育支援や他職種連携について具体的に指導できる体制作りが必要であると考える。また、定期的な意識調査を行うことは、九州グループ内の保育士の悩みや意見を把握できる貴重な情報であることから、今後も主任保育士協議会として継続していきたい。
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© 2014 日本重症心身障害学会
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