日本重症心身障害学会誌
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P-1-G21 当院重症心身障害児者での生活機能評価表LIFEを用いた評価の試行
田浦 美由紀三橋 里子
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2014 年 39 巻 2 号 p. 316

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抄録
はじめに 重症心身障害をもつ方への評価は画一されたものがなく、既存の評価では継続的かつ多面的な変化が捉えにくいという問題があった。それに対し、重症心身障害をもつ方への評価として生活機能評価表LIFE(以下、LIFE)が開発されている。LIFEはPart 1「生命維持機能」Part 2「姿勢と運動」Part 3「日常生活場面における機能的活動」Part 4「生産的活動場面における参加と遂行」の4パート各16項目ずつに分けられた計64項目で評価する。 当院では昨年より、継続的な変化を追え、きめ細やかなケアの手助けとなるかをみるために、対象の入院患者に対しLIFEによる評価を行っている。昨年と今年の結果について報告する。 方法 対象は当院重症心身障害病棟入院中の患者116名(男62名、女54名)で、年齢は1〜73歳(平均41.4±19.0歳)。評価者はPT、OT、STとし、それぞれの専門分野を評価するよう振り分けた。また、各評価者間の差を埋めるために勉強会を行った。評価者は評価項目を実際に確認、または職員・家族への聞き取り、カルテからの情報収集により点数をつけた(0〜3の4段階)。 結果と考察 LIFEの各Partの合計点は2013年度評価Part 1:34±11、Part 2:17±13、Part 3:13±10、Part 4:20.3±5.6であった。また、年齢と点数との相関は、Part 1:r = 0.6、Part 2:r = 0.3、Part 3:r = 0.4、Part 4:r = 0.23であり、Part 1〜3は低年齢ほど点数が低い傾向にある(1>3>2)、Part 4は年齢による点数の差が他より少ない傾向にあるということが言える。Part 1は生命維持活動、Part 2は姿勢と運動であり、結果より低年齢ほど重度であることが伺える。また、Part 3の日常生活場面における機能的活動では本人だけでなく、介助者の関わりも要素に入ってくると考えられる。Part 4の日常生活場面における機能的活動においては環境要因が大きく左右するため、集団活動での関わりが主となっており、年齢などでの差が出にくかったと考えられる。
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© 2014 日本重症心身障害学会
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