フェリス女学院大学音楽学部
2024 年 30 巻 1 号 p. 27-38
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本稿では近年までの電子楽器の発展を概観した上で,現在の新たな展開である「電子楽器との共創」の可能性について述べる。これまで電子楽器は「電子的に音を生成し,出力する」こと,また「様々な楽器をシミュレートして鳴らす」ことが実現され,「音楽に関わろうとする人々を幅広く支援する」ものへと進化してきた。さらに現代,電子楽器は「ユーザを支援し,共創する」ものへと変化しつつあるのではないだろうか。本稿ではこのような視点から,新たな電子楽器の展開を紹介する。
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