小学生を対象とした手引き歩行の習得を通した視覚障害理解授業の実践

抄録

本研究では、小学校通常学級に在籍している児童を対象に、手引き歩行の習得を通した視覚障害理解授業を実施し、授業を通して得られた子どもの学びの変容を明らかにすることを目的とした。手引き歩行体験を通してどんな援助が必要になるかについて考えた結果、子どもたちは「出来るようにするため」の工夫を自ら考えたり、視覚障害者の立場になって考えることができていたと考えられる。