栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
日本食品のフッ素ならびに1, 2の関連物質に関する研究 (第8報)
近年における農産食品のフッ素含有量の増加
岡村 保松久 次雄半谷 富士子山田 雅子
著者情報
ジャーナル フリー

1967 年 20 巻 4 号 p. 332-344

詳細
抄録

農産食品のフッ素含有量を調査したところ年次的にみて, 著増の傾向がみられた。これは主に近年における化学肥料施用量の増加にともなっているものと推論された。また野菜類については, 部位別にみると, 葉部のフッ素量が高く, 茎部がこれにつぎ, 根部がもっとも低かった。果実についてはリンゴのフッ素量が高かった。

著者関連情報
© 社団法人日本栄養・食糧学会
前の記事 次の記事
feedback
Top