国立病院看護研究学会誌
Online ISSN : 2759-0496
Print ISSN : 1349-9491
ISSN-L : 1349-9491
原著
急性期病院に勤務する副看護師長が感じる社会的一体感と病棟内重要他者の関わりとの関連
福田 敦子水野 正之小澤 三枝子
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2025 年 21 巻 1 号 p. 20-28

詳細
抄録

目的:高度急性期・急性期病院に勤務する副看護師長が感じる社会的一体感と,病棟内重要他者(看護師長,同僚,医師)の関わりとの関連を明らかにし,看護師長が行う管理的方策を検討する.

方法:52 病院の病棟・ユニット・手術室の副看護師長993 名に質問紙調査を実施した.

結果:副看護師長の社会的一体感を従属変数とする重回帰分析の結果,「副看護師長の経験年数(p=.004)」,「看護師長昇任時の施設間異動(p=.003)」,「看護師長は落ち度を認め謝る(p=.006)」,「同僚からの職場サポート(p<.001)」,「医師との十分なコミュニケーション(p<.001)」が有意に関連していた.

考察:副看護師長の社会的一体感を高めるには,看護師長が真摯な態度を示し,副看護師長が同僚からサポートを受け,医師と十分にコミュニケーションが取れる職場環境を構築していくことが有用である.

著者関連情報
© 国立病院看護研究学会
前の記事 次の記事
feedback
Top