2025 年 21 巻 1 号 p. 20-28
目的:高度急性期・急性期病院に勤務する副看護師長が感じる社会的一体感と,病棟内重要他者(看護師長,同僚,医師)の関わりとの関連を明らかにし,看護師長が行う管理的方策を検討する.
方法:52 病院の病棟・ユニット・手術室の副看護師長993 名に質問紙調査を実施した.
結果:副看護師長の社会的一体感を従属変数とする重回帰分析の結果,「副看護師長の経験年数(p=.004)」,「看護師長昇任時の施設間異動(p=.003)」,「看護師長は落ち度を認め謝る(p=.006)」,「同僚からの職場サポート(p<.001)」,「医師との十分なコミュニケーション(p<.001)」が有意に関連していた.
考察:副看護師長の社会的一体感を高めるには,看護師長が真摯な態度を示し,副看護師長が同僚からサポートを受け,医師と十分にコミュニケーションが取れる職場環境を構築していくことが有用である.