知能と情報
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原著論文
認知的徒弟制理論に基づき教示を行うロボットと中学生における共同学習
宮内 建弥ジメネス フェリックス吉川 大弘古橋 武加納 政芳
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2019 年 31 巻 5 号 p. 834-841

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抄録

近年,学習を支援する場面で活躍する教育支援ロボットが注目されている.本研究では,教師のように学習者に教示を行う教育支援ロボット(教師型ロボット)に注目する.従来研究における教師型ロボットは,学習者に問題の解き方を教示することや,学習内容について説明することが主流の役割である.しかしながら,常にロボットが学習者に学習内容を教示するだけでは,学習者はロボットの学習支援に依存し,学習内容を学ばない可能性がある.この問題を防ぐために,本研究では認知的徒弟制理論に注目する.認知的徒弟制理論とは,学習者の成績や学習状況に合わせて,学習支援方法を変える教育理論である.教育学の従来研究では,通常の教示方法に比べて,認知的徒弟制理論に基づく学習支援方法は,学習者の学習効果を向上できると示されている.この理論に基づき,ロボットが学習者に問題の解き方を教示することで,学習者の学習効果を向上できると考える.そこで本論文では,認知的徒弟制理論に基づき,問題の解き方を教示するロボットと中学生が共に学ぶことで,ロボットが中学生に及ぼす学習効果について検討する.

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© 2019 日本知能情報ファジィ学会
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