2023 年 35 巻 1 号 p. 517-520
近年,自転車や電動キックボードなどのシェアリングサービス,オンデマンド型交通など多様な交通機関によるサービスが行われている.また,これらを統合し,移動をサービスとして捉えたMaaSの導入も進められている.本研究では,人工社会モデルを用いて,都市部の交通サービスの適切な組み合わせを検討する.具体的には,いまざとライナー(BRT),オンデマンドバスなどのサービスが行われている大阪市南東部の地域を対象として,幹線交通に対応した適切な端末交通の組み合わせを検討する.