2025 年 37 巻 2 号 p. 618-626
本稿では,文章と画像による二重拘束に着目し,(1) LLMが違和感を判断できるのか,(2) 好印象と悪印象を与える画像によって違和感の判断に影響はあるのか,(3) 違和感の判断は被験者と同様かについて調査検討した.本稿では,LLMとしてGTP-4o,Gemini 1.5 Flash,Claude 3 Haikuの3つを調査対象とした.その結果,文章と画像によってLLMが二重拘束による違和感を示す傾向があった.また,画像による印象評価は異なるものの違和感を示す傾向があった.最後に,違和感の判断はGTP-4oが最も被験者と同様な傾向であった.