日本口腔腫瘍学会誌
Online ISSN : 1884-4995
Print ISSN : 0915-5988
ISSN-L : 0915-5988
シンポジウム:「口腔癌放射線治療の現状と展望」
口腔癌放射線治療の現状と展望
―歯科放射線科と放射線治療の実態調査―
藤田 實
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 21 巻 3 号 p. 184-189

詳細
抄録
口腔癌の放射線治療への歯科放射線科医の関わりを調査した。29施設中11施設で,計35名の歯科放射線科医が放射線治療に従事していた。外部照射では285症例,小線源治療では158例の治療に関わっていた。いずれも舌癌が最も多かった。443例の治療総数は,わが国における口腔癌患者数の約9%に相当すると推測できた。小線源治療に限ると,頭頸部癌小線源治療総数の約半数に関与していたと考えられた。将来の患者数の増加や放射線治療の利用の増加を考えると,歯科放射線科医が貢献できる余地は十二分に存在すると思われた。
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
前の記事 次の記事
feedback
Top