日本口腔腫瘍学会誌
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シンポジウム4:「臓器温存治療を目指して」
口腔癌に対する動注化学療法の実際 (総説)
中里 龍彦
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2016 年 28 巻 3 号 p. 116-121

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抄録
近年,口腔癌に対する治療法の一つとして臓器温存性が高く,高い治療効果が期待できる動注化学療法の治療成績が集積されてきている。浅側頭動脈による持続動注療法や大腿動脈,上腕動脈経由でのワンショット動注療法の二つのアプローチが代表的である。本論文ではセルジンガー法での動注療法に際しての手技,動注標的血管や危険血管,治療成績について述べた。
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© 2016 一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
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