九州大学歯学部歯科放射線学教室
九州大学歯学部口腔外科学第一教室
1993 年 5 巻 3 号 p. 303-309
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
臨床的に嚢胞と診断された頸部皮下腫瘤性病変の一例を種々の画像診断法 (コンピュータ断層撮影法, 超音波診断法および唾液腺造影法) によって検討した。コンピュータ断層撮影法と唾液腺造影法では腫瘤と唾液腺およびその周辺組織の関係を知ることができた。超音波診断法では病変の内部構造を把握することができた。その結果, 病変は唾液腺外に存在する悪性腫瘍と診断した。病理組織診断は扁平上皮癌であった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら