抄録
高速液体クロマトグラフィー (HPLC) を用い, cephalothin (CET) および, 代謝物desacetyl-cephalothin (DACET) のヒト血清中濃度を分離定量したところ, 従来からのbioassayの結果とよく相関した.
さらに慢性腎不全にて人工透析中の患者4名を対象として, CET投与後のCET, および, DACETの血清中濃度を分離定量した結果, 健常人にみられるような, DACETの経時的な減少傾向を示さず, 量が多く, 個人差の大きいことがわかった.
また, HPLCは, bioassayに比較し, きわめて短時間に, 分離定量が可能であった.