歯科薬物療法
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静脈内麻酔薬によるマクロファージ遊走能, 貪食能およびスーパーオキサイド産生能の抑制
白数 慎也東 泰孝大東 希好大東 道治大浦 清
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2002 年 21 巻 1 号 p. 28-34

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抄録
ケタミン, プロポフォルおよびチオペンタールは麻酔や鎮静などの目的で臨床において幅広く用いられている薬剤である.本研究では, これら三種類の静脈内麻酔薬について, マクロファージ遊走能, 貪食能およびスーパーオキサイド産生能に対する免疫学的影響を検討した.ケタミンはマクロファージの遊走能とスーパーオキサイド産生能を有意に抑制した.しかしながら, マクロファージの貪食能には著変を与えなかった.同様に, プロポフォルについてもマクロファージの遊走能とスーパーオキサイド産生能を有意に抑制することが明らかとなったが, 貪食能に著明な変化は認められなかった.次に, チオペンタールについて検討を行ったところ, マクロファージの遊走能, 貪食能, およびスーパーオキサイド産生能をいずれも有意に抑制した.以上の結果より, 今回用いた静脈内麻酔薬はマクロファージの遊走能, 貪食能およびスーパーオキサイド産生能を抑制することが明らかとなった.
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© 日本歯科薬物療法学会
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