日本小児アレルギー学会誌
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ガイドライン解説:小児のためのアトピー性皮膚炎の予防と治療の手引き
III章 鑑別診断,医師による症状の評価,バイオマーカー
夏目 統堀野 智史三浦 克志森尾 友宏加藤 則人
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2025 年 39 巻 5 号 p. 436-442

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抄録

小児のためのアトピー性皮膚炎の予防と治療の手引き~小児アトピー性皮膚炎治療・管理ガイドライン2024~の第III章では,鑑別診断・重症度評価について概説されている.アトピー性皮膚炎の治療選択とその効果判定には,重症度を正しく評価することが欠かせない.バイオマーカーとしては,血清thymus and activation regulated chemokine(TARC)値,血清squamous cell carcinoma antigen 2(SCCA2)値が主に用いられ,医師による評価法は,日常臨床では簡便なinvestigator's global assessment(IGA)を用い,全身療法を考慮する患者ではさらにeczema area and severity index(EASI)が用いられる.また,アトピー性皮膚炎として個疹の特徴や抗炎症外用薬等への反応性に違和感がある場合は,常にアトピー性皮膚炎以外の疾患との鑑別を繰り返す必要がある.

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