横浜市立大学小児科
横浜南共済病院小児科
国立病院横浜医療センター小児科
神奈川県立保健福祉大学 日本小児保健協会
2004 年 18 巻 2 号 p. 193-198
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東京都江戸川区で3歳児検診を受診した931名の児を対象に予防接種の接種状況について, アレルギー児群と非アレルギー児群に分け, 各群におけるワクチン別の接種率, 副反応について検討した. その結果, 接種率は2群間で差はみられなかったものの, DPTワクチンおよびインフルエンザワクチン接種で副反応を呈した児はアレルギー児で高率であった.これらの結果より, アレルギー児への予防接種対策として接種率の向上と共に, 副反応を軽減または予防する対策も急務であると考えられた.
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