日本小児アレルギー学会誌
Online ISSN : 1882-2738
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β刺激薬の定量噴霧式吸入器の至適吸入方法の検討
第2編 吸入速度と吸入開始時の肺気量レベル
西間 三馨小田嶋 博宮島 一郎久田 直樹古賀 龍夫宮崎 澄雄浜崎 雄平辻 芳郎辻本 善樹下村 正彦熊本 俊則伊地知 修広澤 元彦貝塚 博美古庄 巻史廣田 常夫岡崎 禮治栫 育夫水元 裕二上田 一博大田 敏之松本 隆彦藤高 道子岡畠 宏易
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1991 年 5 巻 2 号 p. 89-96

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抄録

小児気管支喘息患者にβ刺激薬をMDIで投与し, 吸気速度の違いと臨床症状, 肺機能検査の変化を検討した. 対象は平均年齢11.6歳, 男12例, 女6例の計18例である. 結果はいずれも改善は良好であったが, 深くゆっくり (約3秒) 吸入する方が, 深く速く (約1秒) 吸入するのに比較して, より肺機能の改善度が高い傾向であった.
同様に, 吸入開始時の肺気量位の違いと臨床症状, 肺機能検査の変化を検討した. 対象は平均年齢11.4歳, 男14例, 女6例の計20例である. 結果はいずれも改善は良好であったが, 機能的残気量位から吸入する方が, 残気量位から吸入するのに比較して, より肺機能の改善度が高い傾向であった.

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