国立循環器病研究センター 集中治療科
2024 年 40 巻 2 号 p. 121-126
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小児循環器疾患の主たる治療はもちろん循環管理であるが,だからこそ呼吸管理で患者の予後を悪化させないようにしたい.そのためには,酸素化とガス交換だけでなく,肺傷害の予防,呼吸仕事の適正化,患者人工呼吸器同調性,呼吸循環相互作用の4つの因子も考慮しながら人工呼吸器を設定する必要がある.本稿では,上記4つの因子が患者に及ぼす影響や,小児,とくに新生児・乳児の人工呼吸の注意点を概説する.
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